育児

子供の教育資金は何で貯める?おすすめの貯め方ランキングTOP3

こんにちは!きのこです。

子供が産まれたんだけど、子供の教育資金ってどうやって貯めたらいいの?やっぱり学資保険?

保険の相談をしたら、終身保険を勧められたけど、本当にいいの?

こんな悩みをお持ちのママさん、多いんじゃないでしょうか。

私も初めはそう思って、保険の相談窓口に行くと、

「学資保険は返戻率が低いのでオススメしません!その代わり終身保険をオススメします!」

と提案され、言われるがままにドル建ての低解約返戻金型終身保険というものに加入しました。


でも、今かなり後悔しています

なぜ私が後悔しているのかその理由と、後から色々調べて分かったオススメの教育資金の貯め方について教えます!

そもそも子供の教育費っていくら必要?

幼稚園から大学まで、子どもが一人前になるまでにかかるトータルの教育費は、

オール公立なら1,000万円、オール私立なら2,500万円かかります。

※参考:文部科学省 平成30年度「子供の学習費調査」

これには受験費用や一人暮らしの場合の住居費・生活費は含まれていませんので、実際にはもっとかかる可能性も…。

ただ、2019年からは幼稚園や保育園に通う子どもへの幼児教育の無償化、2020年からは大学、短大、高等専門学校、専門学校に通う学生への高等教育の修学支援新制度が始まったので、今後は教育費の軽減が期待できます!

教育資金=保険をオススメしない5つの理由

私が教育資金として保険をオススメしない理由は、下記の5つです。

理由1:お金が拘束されてしまう

急に大きなお金が必要になったり、毎月の保険料の支払いが厳しくなったりしても、銀行預金のようにお金が引き出せません。

「確実にお金が貯まる」というメリットはデメリットにもなるのです。

理由2:途中解約すると元本割れする

急にお金が必要になったり、他の効率的な貯め方を見つけたから、解約したい!と思って解約すると、多くの場合、貯めたはずのお金を減らされ、損をします。

だから私は解約したくても解約できていません。

理由3:インフレに対応できない

学資保険は、契約した段階で受け取れる金額が決まります。

例えば、子供が0歳のときに学資保険に加入したら、受け取るのは18年後になりますが、その間に物価が上昇していても、受け取れる金額は変わりません。

そうすると、現在の学資保険で増える金額は、物価の上昇分でなかったこととなります。

理由4:為替リスクがある

終身保険の中でも、学資保険代わりによくオススメされる外貨建て低解約返戻金型終身保険は、いわゆる資産運用となるため、返礼率が高いメリットがあります。

ただ、代わりに保険会社が資産運用して増やしますよ~という保険のため、実は資産運用で得られたであろう実際の利益から、その手数料分が引かれているのが事実です。

つまり保険会社がうたっている年利◯%が本当であれば、もっとたくさんの返戻金をもらえるはずなのです!

また、為替の影響により、最終的に受け取れる金額が少なくなったり、為替手数料が生じるデメリットもあります。

理由5:保険会社が倒産したら、お金が減らされる可能性がある

保険会社が倒産すると、保険契約は100%補償されません!

なぜなら補償される金額は、責任準備金の90%となっているからです。

※責任準備金とは、保険金を支払うために積立している積立金のようなもの。この責任準備金から保険会社の手数料を差し引くと解約するときに受け取れる解約返戻金となります。

また、予定利率も下げられることが多いです。

おすすめの教育資金の貯め方ランキング

保険ってリスクありすぎ…じゃあどんな貯め方がいいの?
 
そう思い、私なりに教育費の貯め方について色々調べました!
 
そこで分かったことから、おすすめの貯め方について、ランキング形式にしてまとめてみましたので、是非参考にしてみてください!!

第1位:つみたてNISA

NISAとは、国が進めている資産運用制度のことです。

つみたてNISAとは年間40万円までの枠で、最長で20年の長期投資が可能です。

なぜ私がこのつみたてNISAをオススメするのか。それは次のような理由からです。

得た利益が非課税

普通、金融商品を売って得た利益には、約20%の税金がかかりますが、NISAならかかりません!

つみたてNISAであれば、最長20年間、年間40万円までの投資額の枠で得た利益は非課税となります。

マーケットの変動リスクを最小限に抑えられる

積立投資という形で、時間を分散することにより、仮に市場が悪化して一時的に元本割れとなっても、いずれ回復して取り戻せる可能性が高くなります。

つまり、長い準備期間が取れる教育資金の準備に向いているということになります。

実際に私はつみたてNISAをしているのですが、コロナ前の景気の良い時は、60万円ほどの積立でも、10万円ほどの利益が出ていました。

でもコロナで不景気になると、積立金が90万円まで増えたにもかからず、10万円ほど損しました。

 

ただ、この損がいわゆる買い時と言われます!

不景気の時は逆に安く株を買うことができるので、同じお金でもたくさんの株を買うことができます。

そのため、景気が良くなるとその株のぶんだけ、利益が大きくなるのです!

きのこ
きのこ
だから今、私はこの不景気をプラスに考え、景気が良くなるのを心待ちにしています!


積み立てた資産はいつでも現金化して引き出せる

急に想定外のお金が必要になることがあっても、つみたてNISAであれば、積み立てた資産をいつでも好きなときに必要な分だけ売って、口座からお金を引き出すことができます!

ライフプランが不明確な20代~30代にとって、使い勝手がいいですよね。

第2位:ネット銀行で貯金

とはいえ、投資って難しそうだし怖い…。

そんな方におすすめなのが、ネット銀行で貯金!

一般的な銀行の定期預金の利率が0.001%くらいなのに比べて、ネット銀行は普通預金でもだいたい多いところで、0.1~0.2%の年利がつきます!

私は楽天銀行を利用しているのですが、0.1%の年利を得ており、まだ預けている金額が少ないので、年間数百円程度ですが、それでも得した気分になっています!

第3位:個人向け日本国債を買う

日本国債は国の発行する債券です。

国債を購入するということはつまり、国に一定期間お金を貸したことになります。

この国債を個人でも購入できるようにしたのが「個人向け国債」です。

個人向けの日本国債は元本保証のため、途中で解約しない限り減りません!

 

買うなら『変動金利型10年満期』タイプ。今だったら10年でだいたい0.05%くらいの利回りです。

経済環境等により金利が下落した場合でも、0.05%(年率)の最低金利が保証されます。

ネット銀行以外の一般的な銀行の定期預金の利率が0.001%くらいなので、銀行に預けているよりはマシということになります!

まとめ:教育資金の準備には積立NISAがオススメ!不安であればネット銀行で預金しよう!

私は教育資金の貯め方について、保険の窓口担当の方に任せっきりで、自ら調べようとしませんでした。

その結果、後戻りのできない保険という選択をしてしまい、後悔しています。

その後悔から、2人目の教育資金は児童手当分を、積立NISAでコツコツ積み立てたり、ネット銀行の預金を利用するなどして貯めています。

もし保険で貯めることを考えている方がいれば、絶対やめてください!

積立型の保険は本当に後戻りができませんので、慎重に…。

保険加入するぐらいなら、騙されたと思って、積立NISAやネット銀行の口座を作って、まず始めてみることをオススメします!!