こんにちは!きのこです。
ほんと電動自転車ってメーカーも種類も色々あるし、何より高い・・・。
絶対失敗したくない買い物だからこそ、どの自転車を買おうか迷いますよね。。。
買って後悔しないために!2児のママである私が、実際に電動自転車選んで乗って分かった、子供乗せ3人乗り電動自転車の選び方を教えます!!
3人乗り用電動自転車の選び方①チャイルドシート
3人乗り用の電動アシスト自転車には大きく分けて
- 前乗せ(フロントチャイルドシート)タイプ
- 後ろ乗せ(リヤチャイルドシート)タイプ
の2種類があります。
【前乗せ】3人乗り電動自転車のメリット
本来、前かごがある部分がチャイルドシートになっている前乗せタイプは、子供を走行中の衝撃から守ってくれます。
また走行が安定しやすく、運転手の可動域や視界が広いため、子供を乗せながらも安全に走行できるのがメリット!
2人子供を乗せる場合もリヤチャイルドシートを取り付ければ、3人乗りに変身!
1歳ぐらいの小さな子供を乗せるなら、ほとんどの場合、こちらのタイプをおすすめされます!
【前乗せ】3人乗り電動自転車のデメリット
ただ最大の欠点は子供を前後2人乗せる場合、かごが取り付けられないこと。
保育園や幼稚園の送迎に電動自転車を使わない方であれば問題ないのですが、使用される方は要注意!
保育園や幼稚園って想像以上に荷物が多い…。
お昼寝で使うバスタオルやシーツ、通園バッグ、3歳以上になると鍵盤ハーモニカを持ち帰るところも。
あともう一つのデメリットは、フロントチャイルドシートを使わなくなった後、売ろうと思ってもなかなか売れないこと!
フロントチャイルドシートは、15㎏&100㎝以下の大体1~4歳ぐらいの子供なら乗れますが、その上限を過ぎると使えなくなります。
子供が乗らなくなっても、前かご代わりとして使ってる方もいるにはいる。
でも大きくて邪魔になるから、取り外して前かごに付け替えている方も多い印象です。
そんな時、せっかくしっかりとしたチャイルドシートだから、できれば売ってお金にしたいのが節約ママの本音。
ただこれって基本的に前乗せ電動自転車を買うなら最初から装備されているものなので、売ろうと思っても欲しい人がなかなかいないってのが実情。
これがリヤチャイルドシートなら後付けするために必要な人もいるので、売却しやすいです。
改めて前乗せ3人乗り電動自転車のメリット・デメリットをまとめると…
【後ろ乗せ】3人乗り電動自転車のメリット
後ろにチャイルドシートがついているタイプの電動自転車は、基本的には前かご付き!これが一番嬉しいポイントです!!
またリヤチャイルドシートには2歳~6歳くらいまで乗せられて経済的!
買い物かご代わりとしても使えるし、取り外すと普通の電動自転車に!
メルカリやジモティーなどのフリマアプリで売りに出せば、フロントチャイルドシートよりも需要があるので、売りやすいです!
さらに2人子供を乗せたい!と思った時も、後付けの前乗せチャイルドシートを取り付ければ、親子3人乗りが可能!!
【後ろ乗せ】3人乗り電動自転車のデメリット
リヤチャイルドシートに乗れるのは2歳以降のため、1歳くらいの小さなお子様を乗せる場合は、後付けの前乗せチャイルドシートを取り付ける必要があります。
これをつけて走ると結構窮屈だし、ハンドルが安定しづらいです。
もし2人目、3人目の赤ちゃんを抱っこして乗ろうとすると、とてもじゃないけど運転できません。※法律では原則抱っこは違法とされています!
またハンドルの上部に子供が乗るので、走行中の視界も悪くなります。
改めて前乗せ3人乗り電動自転車のメリット・デメリットをまとめると・・・
3人乗り用電動自転車の選び方②バッテリー容量
バッテリー容量が大きければ大きいほど、1回の充電で長距離走ることができます。
もちろんその分、価格帯も上がっていきますが、耐用年数も増えるので、結果的にコスパが良くなります。
しかしこのバッテリー、重い…。
特に二人の子供や荷物を抱えながら、バッテリーを家に持ち帰ったり、持ち出したりするのは結構大変です。
そのため3人乗り電動自転車を選ぶときは、できる限りバッテリー容量の大きなものを選ぶようにしましょう!
3人乗り用電動自転車の選び方③タイヤのサイズ
3人乗りの場合、普通の自転車と比べて走行しづらいため、安定して走行するためのタイヤの大きさって結構重要!
タイヤサイズが20~24インチの小さめサイズの電動自転車を選べば、安定感が増します
また地面からチャイルドシートまでの距離も低くなるので、乗せ下ろしもしやすいです。
3人乗り用電動自転車の選び方④メーカー
子育てママ・パパに人気の電動自転車の主なメーカーは、「パナソニック」「ブリジストン」「ヤマハ」の3社です。
一つずつ特徴を見ていきましょう!
【パナソニック】3人乗り電動自転車のメリット・デメリット
パナソニックの3人乗り電動自転車で人気のある「ギュット」シリーズの最大の特徴は、大容量バッテリー!
16.0Ahと3社中最大容量のバッテリーを使用しています。
その次に大きな特徴が、高品質チャイルドシート。
前乗せタイプの場合、コンビと共同開発したシートが搭載されており、後ろ乗せタイプにもクッション付きのプレミアムシートがついています!
どのチャイルドシートも日よけ付き!
さらにスタンドを立てると同時にハンドルが固定される機能も完備!
子供を前に乗せる時や、平坦ではない道に駐輪する時、この機能があると安心です。
さらにさらに!嬉しいのが、電子キーを持ってるだけで自動で開錠するシステム!
特に子連れだと鍵をあけるのでさえ面倒な作業なので、このシステムがあると楽チンです!
逆にデメリットとしては、国内メーカー3社の中で最も高価であること!
色々な売場を見て周ったのですが、高機能であるがゆえに、他社より1~2万円くらい高い印象です。
また実際に試乗してみると、パナソニックの電動自転車は、漕ぎ出しのスピードが速く、初めて電動自転車に乗る方は、ちょっと怖いって感じる方もいるのかな?と思います。
またモーター音が少し気になりました。
まあ言い換えるとアシスト力の強さを表していることにもなるのですが…。
ここでパナソニックギュットシリーズのメリット・デメリットをまとめると…
【ブリジストン】3人乗り電動自転車のメリット・デメリット
ブリジストンの3人乗り電動自転車で人気の「ビッケ」シリーズ。
何よりも自転車のカラーリングが可愛く、チャイルドシートクッションの柄や色を選べるので、おしゃれ感覚で自転車をコーディネートすることが可能!
その他チャイルドシートカバーや、ハンドルカバー、サドルカバーなどの専用の付属品も充実しているので、好きなようにカスタマイズすることができます。
さらにブリジストン独自の技術「両輪駆動」搭載!
両輪駆動の特徴は、前から引っ張られるようなアシスト感がありながらも、安定した走行が可能なこと!
またブリジストンは他のメーカーに比べてバッテリーの容量が14.3~15.4Ahと小さいですが、走りながら充電できるため、1回の充電で長く走ることができます。
価格帯はパナソニックに比べると1~2万円ほど安いです!
ブリジストンの場合、ハンドル固定を手動で行うのですが、このレバーが結構固くて簡単に固定できません。
さらに乗せ降ろしの度にハンドル固定するのは、思ったより面倒でした。
あとはカスタマイズする付属品の値段が結構高いことです。
例えばシートクッションは約6,000円、前後合わせて約12,000円。チャイルドシートカバーは約10,000円、前後合わせて約20,000円。
高くないですか?!
カスタマイズは可愛い反面、高くつくという代償があります。
ここでビッケシリーズのメリット・デメリットをまとめると…
【ヤマハ】3人乗り電動自転車のメリット・デメリット
「PAS」シリーズ最大の特徴は、自然なアシスト感。
パナソニックと比べて漕ぎ出しがゆるやかなため、ブリジストン同様、電動自転車デビューの方におすすめです!
バッテリーは15.4Ahとパナソニックに負けず劣らずの大容量!
自転車本体の性能はブリジストンとほとんど同じでありながら、価格帯はブリジストンよりも少し安いです。
また他社よりも車体が軽いため、女性でも扱いやすいです!
パナソニック同様、自動のハンドルロックも搭載で安心!
カラー展開はベーシックカラー~ビビットカラーまで幅広くあります!
デメリットとしては、デザインの好き嫌いがはっきり分かれること。
カラーリングが他社と比べて奇抜で、どちらかというとスポーティーなデザイン。
また、前乗せタイプのフロントチャイルドシート「コクーンルーム」の形が気に入らない!っていう理由でヤマハを選ばない人も多いみたいです。
【タイプ別】おすすめの子供乗せ3人乗り電動自転車
これまで失敗しない電動アシスト自転車の選び方について解説してきました。
そんな方のためにタイプ別におすすめの3人乗り電動アシスト自転車を選んでみましたので、購入時の参考にしてみてください!
安定感が第一!おすすめの3人乗り前乗せ電動自転車3選
お子さまが1歳前後でまだ小さい方、2人目を予定している方に特におすすめしたいのが前乗せ電動自転車!
2人子供が乗ると荷物が載せられませんが、安定感は抜群です!
【走行のしやすさNo.1】ヤマハ(YAMAHA)/ PAS kiss mini un SP
安定した乗り心地+フロントチャイルドシートでさらに安全に走行できるヤマハのPAS kiss mini un SP。
漕ぎ出しのスピードがちょうど良く、子供を乗せているとは思えないほどスムーズに走れます。
【子供の保護力No.1】パナソニック(Panasonic)/ ギュット・クルーム・DX
コンビと共同開発したチャイルドシートを使用しているパナソニックのギュット・クルーム・DX。
卵すら傷つけないほどの衝撃吸収性を誇る「エッグショック」+日よけ付きで、小さな子供を走行中の衝撃から守ります。
【安定感No.1】ブリヂストン(BRIDGESTONE) /bikke POLAR e (ビッケポーラー e)
私も持ってるブリジストンのbikke POLAR e (ビッケポーラー e)。
広々としたチャイルドシートは乗せ下ろしがしやすく、重心が低くて走りやすいです!
たくさん荷物を乗せたい!おすすめの3人乗り後ろ乗せ電動自転車3選
運転のしやすさも大事だけど、荷物が多いからかご付きじゃないと無理!っていう方におすすめしたい後ろ乗せ電動自転車。
後付けの前乗せチャイルドシートが少し走行の邪魔にはなりますが、荷物が入れられ、子供が乗らなくなれば普通の電動自転車として使えてコスパ的にも◎です!!
【アシスト力No.1】パナソニック(Panasonic) /ギュット・クルームR・EX
アシスト力No.1!のパナソニックのギュット・クルームR・EX。
ママに嬉しい大型バスケット付き!
業界初日よけ付きチャイルドシート搭載で、直射日光から守ります。
【取り扱いのしやすさNo.1】ヤマハ(YAMAHA) /PAS Babby un SP
乗せ下ろしがしやすいハンドル式チャイルドシート付きのヤマハの PAS Babby un SP。
前年モデルより容量アップしたバスケット付き!
車体の軽さや取り回しのしやすさが魅力です。
【乗り降りのしやすさNo.1】ブリヂストン(BRIDGESTONE) /bikke MOB dd (ビッケモブdd)
bikkeシリーズで最もこぎやすいブリジストンのbikke MOB dd (ビッケモブdd)。
乗り降りがしやすいフレーム設計で、大容量バスケット付き!
まとめ:3人乗り電動自転車を選ぶ際の最重要ポイントを決めて、賢い買い物を!
いかがでしたか?
同じ3人乗り電動自転車でも各メーカー・種類、それぞれのメリットデメリットがあります
残念ながら全てのニーズが満たされる3人乗り電動自転車は今のところありません。
そのため何を一番重視するかを決める必要があります!
少なくともその重視ポイントを満たす3人乗り電動自転車を選び、後悔しないような電動自転車ライフを送ってください!