こんにちは、ライフキャリアコーチのきのこです。
コーチングを受ける前の私はまさにこの状態。
そんなコーチング初心者の方向けに、コーチングについてできるだけ簡単にご説明します。
コーチングの歴史
まずはコーチングの歴史を簡単に。
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1500年代「Coach (コーチ)=馬車」という言葉の誕生意味:大切な人を目的地まで送り届ける
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1950年代ハーバード大学助教授の著書「マネジメントにはコーチングが重要」「Coach (コーチ)=人の目標達成を支援する」という意味に派生し、ビジネスで使われるようになる。
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1992年アメリカでコーチ育成機関誕生コーチ育成プログラムの提供がスタート。
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1996年ICF(国際コーチング連盟)設立コーチの質の維持を目的に設立される。
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1997年日本初のコーチ養成機関誕生現コーチ・エィ(当時コーチ・トゥエンティワン) が、国内初コーチング学習プログラムの提供を開始。日本国内でも、企業や教育など様々な分野でコーチングが活用されるように。
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2020年日本で「個人」主導のコーチングブーム到来価値観・生活・働き方の多様化により、自己や他人をより理解したいという需要が高まり、コーチングが注目され始める。
日本ではまだまだ普及していませんが、実はヨーロッパ企業の88%、イギリス企業においては95%がコーチングを利用。
日本でも2020年〜コーチングブームが始まっており、未来はジムや整体に行く感覚で、思考や自身の心のトレーニング・整理のためにコーチングを受ける、そんな時代が近づいています。
コーチングとは何か?
コーチングを一言で表すと、
クライアントが理想の状態を実現するために、クライアント自身が考え行動することをサポートする対話
コーチングとはあくまでもクライアント自身が考え行動することを支援するコミュニケーションであって、コーチから何か教えたりアドバイスしたりすることはありません。
なぜならコーチはクライアント自信が必ず答えを持っていると信じているから。
そのため、上でもなく下でもなく対等な立場で、お話を聴いたり質問したりすることで、クライアント自身が持っている答えを一緒に見つけていきます。
コーチングとティーチング、コンサルティング、カウンセリングとの違い
そんな方のために図で表すとこんな違いがあります。

コーチングは答えを与えるものではなく、答えを引き出すもの。
そして、過去や現在の問題解決に焦点を当てるというよりは、未来の目標達成に向けてどのように考え行動していくかをサポートしていきます。
ただクライアントの状態やご要望によっては、焦点を当てる時間軸が変わったり、時には提案させていただいたりすることもあります。
コーチングの効果

コーチングの効果①新たな自分に気づける
コーチングでは、クライアントが自分のことを話したり(自己開示)、コーチがお話を聴いて感じたことを伝えたり(フィードバック)していきます。
その中で、自分も他人も気づいていない自分(未知の窓)に気づき、考えや行動が変化していく。これが一番大きな効果です。
コーチングの効果②理想を叶えるスピードが加速する
継続的にコーチングを受けることで、
セッション中に新たな自分に気づく⇨日常で行動を変える⇨セッションで行動を振り返る
というサイクルが繰り返されることにより、本質的な行動の変化が生まれ、理想の状態に近づいていきます。
コーチングがない時よりも、ある時の方が、本当の理想の状態に近づくスピードが加速するイメージです。
コーチングの効果③自分で考え行動できるようになる
大事なことなので何度も伝えますが、コーチングは理想の状態を実現するために、クライアント自身が考え行動することをサポートする対話です。
コーチから何かを教えてもらえるコミュニケーションではないので、あくまでもクライアントの主体性や意志を大事にしています。
そのためコーチングを通じて、自分で考えて行動するという癖づけをすることができます。
またコーチングを通じて、価値観や思考&行動パターンについての理解を深めていくことで、たとえコーチング卒業してコーチがいなくなったとしても、セルフコーチング力が高まり、自走していけるようになります。

コーチングのテーマ例
答えは、何でもOK!が結論です。
ただ、コーチングにおいて扱うと最も効果的だと言われているテーマは、以下の図の「重要だが緊急ではない」領域にあります。

コーチングは継続することにより本来の価値が発揮されるため、即効性に欠けるという特徴があります。
そのため、緊急度が高いテーマについては、他の支援手法(ティーチングなど)を使用した方が効果的な場合も。
もしセッションで話すテーマについて迷う時は、「重要だが緊急ではない」領域の中での、ご自身の課題を考えてみてください。
そんな方は、ちょっとした気がかりなことから始めてもOK!
セッション中に隠れていた大きなテーマや課題に辿りつくこともよくありますし、これこそがコーチの腕の見せ所かと!
そのため、気軽な気持ちでちょっとしたお悩みやモヤモヤでも良いので、コーチにぶつけてみてください。

参考までに、これまでに私自身がコーチングで扱ったことのある、具体的なテーマをいくつかご紹介します。
・今後のキャリア方向性
・キャリアの理想像を明確にしたい
・やりたいことが何か分からない
・転職したい
・リーダーシップやマネジメント能力を向上したい
・経営や組織の課題を解決したい
・仕事のパフォーマンスを上げたい
・やりたいことの優先順位をつけたい
・自分の強みや価値観を言語化したい
・自分自身の根本課題を知りたい
・人生の目的とは
・理想の生き方
・友人関係
・親子関係
・子育て
・夫婦関係
・苦手な人との付き合い方
・上司との関係
・恋愛
・今、自分の心身で何が起きているのか感じてみたい
・モチベーションが上がらないのはなぜ?
・今頭の中を占めていること
コーチング料金の相場は?
コーチング料金はコーチやサービスによって数千円〜数十万円とピンキリですが、結論コーチのセッション実績によります。
参考までに他のプロコーチのコーチングやキャリアコーチングサービスの料金相場を載せておきます。
<コーチング>
・体験セッション:5,000円/60分
・継続セッション
ーマスター(セッション実績1000時間〜):30,000円〜/60分
ープロフェッショナル(セッション実績500~999時間):15,000〜30,000円/60分
ーアソシエイト(セッション実績200〜499時間):5,000〜15,000円/60分
ーエレメンタリー(セッション実績100~199時間):3,000〜5,000円/60分
<キャリアコーチングサービス>
・A社:440,000円〜(コーチング回数5回〜、サポート期間1ヶ月〜)
・B社:275,000円〜(コーチング回数5回〜、サポート期間1ヶ月〜)
・C社:105,000円〜(コーチング回数3回〜、サポート期間1ヶ月〜)
料金が高いと感じられた方もいらっしゃるかと思いますが、コーチングセッションの時間だけがコーチングではありません。
私は、コーチとクライアントの関係性そのものがコーチングだという考えているため、セッションとセッションの間の日常でもコーチング的な関わりやサポートは続きます。
契約期間中あなたのコーチであることに対する料金であり、あなたの人生やキャリアを変えるための料金と捉えていただけたらと思います。
コーチングを受ける前の注意点
コーチングとは理想の自分になるために、自分自身で考え行動することをサポートする対話です。
そのため、以下に該当する方は、コーチングという支援手法が合わない可能性があります。
下記に当てはまる場合は、お断りさせていただくor適切な相談機関をご紹介させていただく可能性がございますので、予めご了承ください。
・現状に満足で、特に変化を求めていない方
・自分で考えずに、人から答えをもらいたい方
・心身不調等により医療機関の受診が必要と思われる方
まずは体験コーチングへ
コーチングにはコーチとの相性が不可欠です。
また人によってはコーチングではない支援手法の方が合う場合もあります。
そのため私は、体験コーチングをご用意しています。ご希望の方はコチラよりお申し込みください。

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